IDHAのご案内

International Dental Hygienist Association

International Dental Hygienist Association

iACDとIDHAについて

iACD : International Academy of Contemporary Dentistryとは

iACDはIDHAの母体となる国際学会であり、口腔疾患の改善はもちろん、歯科医療として「口腔の健康から全身の健康へ導く」、世界中の国々、地域へ、健康寿命の延伸を提供することを目的とした、次世代を担う歯科医療の国際学会です。優れた先進的な歯科医師は、歯科治療のみならず、歯科的ケアと全身の健康の関係を深く理解し臨床に活かすべきであると考えています。現行の研究において、歯周病は、糖尿病、心臓病、そしてアレルギー患者の健康に有害な因子となることが示唆されています。加えて、口腔の健全は患者の口腔以外の手術後の感染症罹患のリスクを減らすことも明らかになっています。また、咀嚼機能が脳機能に及ぼす影響についても研究が進められています。
iACDの使命は、口腔ケアと長期の全身の健康の改善を手助けし患者のQOLを高めたいと願う歯科医のために、学際的な口腔衛生教育と学術研究のプラットフォームを提供することです。
iACDの創設議長は世界的に著名な歯周病専門医で、元米国歯周病学会(AAP)会長で「歯肉退縮の分類」の提唱者でもあるPreston D. Miller氏です。また、iACDの初代国際会長には、米国歯科学会の元科学評議委員長であり、現在FDAの歯科材料パネル委員長を務めるJon B. Suzuki氏が就任しました。

IDHA : International Dental Hygienist Association とは

iACDに属した歯科衛生士の国際学会である。
IDHAでは日常臨床で活躍する歯科衛生士が集い学び合えることを目的に活動を行なっています。
各国の主要大学と協力体制が確立している学会であるため、歯科衛生士の資格取得後の継続教育:Continuing Education(CE course)としての機能に力を注ぎ、世界中で活躍できる一流の歯科衛生士教育を行うとともに次世代を育成するための教育者の養成にも力を注ぐ学会となります。
iACDが掲げている『口腔の健康から全身の健康を支援する』というミッションにおいて、クライエントのリスク検査、歯周管理、メインテナンスを担う歯科衛生士の活躍無くしては真のクライエント満足と健康寿命の延伸をはかることは出来ないと言えます。
これから世界中の歯科医療は治療主体から予防主体へ、言い換えると回復的歯科医療から創造的歯科医療へと変革を遂げる必要に迫られています。
“ 創造的歯科医療 ”という概念は、あまり見慣れない、また聞きなれないかと思いますが、”治す”あるいは”施す”という治療概念は、あくまでも“元の状態に回復する、修復する、あるいは戻す”ということです。つまり、健康な状態に戻す、痛みのない状態に戻す、元の形に戻す、近づけることを意味します。それらを歯科では“回復的歯科医療”という概念として捉えると、現在の歯科医療の大半がこれに該当します。 それに対し“創造的歯科医療”は歯科を越えてあらゆる医療の分野を統合したり、和合したり、プロモートしたり、コーディネートしたり、コラボレートして、病気とは無縁の状態へと導き、健康という名の美しさを保つという患者の未来をも包括して考察する医療に、空間的、時間的広がりをみせる概念と言えます。なおかつ、現在ある回復的歯科医療をも包括してしまう総合歯科医療概念です。従って、その中身の問題というより、中身の組み合わせ方や組み合わせる順序に重きをおくことにより、あらゆる相乗効果を期待できる可能性があるのです。
この創造的歯科医療の担い手として、IDHAで学ばれる会員歯科衛生士方が世界中で活躍できる歯科界を実現することを、本学会ではミッションとしています。

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